2010年12月19日日曜日

小倉城(福岡県北九州市)

小倉城(福岡県北九州市)
元々は関門海峡に接して建っていたようですが、現在では街の中心にあるようにしか見えずその面影はありません。ただ、堀や石垣は綺麗に残っており、全体の規模や天守閣(再建されたものですが)は見応えがあります。関門海峡に面していた当時は海から見れば壮観であり、関門海峡の武力的な押さえとしては非常に有効であったと思われます。


NHK大河ドラマ 「龍馬伝」(後編)

独特の映像で、絵的には非常に印象に残る作品であると
思います。話の展開も岩崎弥太郎の回想という流れで展開し
その点でも特に違和感はありませんでした。
ただ、全体を通してなにか感情的にいまいち感情移入できない
ような、なんともすっきりしない最後となりました。
部分・部分ではキャラクターの性格付けや人物像でも斬新な点もあり
非常に面白くも感じていたので、全体としてのこの印象は
期待しすぎていたためかもしれませんが残念です。


☆☆☆

2010年4月15日木曜日

NHKドラマ「大仏開眼」

NHK歴史ドラマ「大仏開眼」

タイトルの通り1300年前の日本、奈良の大仏が作られた頃が舞台。
主人公は吉岡秀隆演じる吉備真備という遣唐使として唐で才能を認められた学者で17年ぶりに日本に帰ってきたところから始まり、高橋克典演じる藤原仲麻呂と政治的なライバルとして権力闘争を繰り広げるといった話。その中で大仏がキーとなるが、特に大仏開眼だからといって大仏中心の話ではなく、このような政治的背景で大仏は作られたんだといった程度のポジション。奈良時代などの古代史はなかなかドラマ化されないことや演技派を集めていることもあり、見ごたえは十分で、古代史ドラマを今後もちょくちょく作ってもらいたい。



☆☆☆☆

2010年2月10日水曜日

NHK大河ドラマ 「龍馬伝」(前編)

言わずと知れた幕末の英雄、坂本龍馬。
さすがに面白いが、題材に助けられている部分は大きいかな。
ただ、高知の町の再現は上士、下士、庶民の暮らしが色濃く
でていて、なかなかリアルでこだわりを感じた。
全体としてストーリーより画像でインパクトを受けた場面が
多く、そういった意味では小説などの文章では味わえない
時代の空気を良く再現できていて好感が持てました。
ストーリーも含め人物の味付けなど、この後どうなっていくのか
楽しみです。



☆☆☆☆

NHK大河ドラマ 「天地人」(終盤)

天地人、完結しました。ただ、最後の方はかなり間延びした展開。
こんなに間延びした展開になるのなら、最初のほうをもう少し丁寧に
進めて欲しかった。
直江兼続の人間関係に重点をおいたのだろうけど、緊張感に少し
かける展開で残念だった。
中盤までが良かっただけになんとかならなかったのだろうか?



☆☆