2014年1月6日月曜日

映画 「のぼうの城」

 和田竜 原作の小説を映画化したもの。でくのぼうを略してのぼう様と領民から慕われていた成田長親率いる500人(領民合わせて3000人)が2万人の石田三成率いる天下の豊臣秀吉軍相手にろう城し、一歩も引かず防戦するというお話。
  テンポ良くコミカルタッチに話が進むので歴史好きでなくても笑いもあり迫力シーンもあり満足できる仕上がりです。しかしながら、城や戦場のシーンなどリアルで奥行き深い描写は歴史ファンには見応えがあり、満足度は高いと思います。
  個人的には、堅城=急峻な山城、石垣の平城というイメージがありましたが、その先入観を払拭してくれる水に浮かぶ土の平城が印象的でした。「忍の浮き城」と後世に呼ばれるだけの堅城ぶりを描写できていたと思います。

のぼうの城

☆☆☆☆

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